#001 ニットウェア解し機 / Knitwear Unraveling Machine

ニットウェア解し機（ほどしき）は日本の工場で、ニット製品の補修や編み直しの際に使われる産業用の機械です。シンプルな木組みと電動モーターによって、上下2本のワインダーを回転させ、その遠心力で毛糸を効率良く巻き取ります。

写真の機械は、日本のニット産地である新潟県五泉市の製作所にて作られたと記録が残っています。わたしたちの元にやってくるまでに、多くの旅をしてきたと推測されますが、丁寧なメンテナンスが施されてきたのか、今日まで現役で稼働しています。

この機械が生み出す音と振動には、現代の機械にはない魅力があります。まるで機械が呼吸をしているかのようにリズミカルに響き渡り、作業場の雰囲気に独特の温かさを与えます。それは過去の記憶を語りかけてくるような、古い機械ならではの存在感を感じさせ、作業者との間に穏やかな時間を紡ぎ出します。

“针织品解体机”是日本工厂中用于修理和重新编织针织产品的工业设备。它由一个简单的木框和电动机组成，利用离心力旋转上下两个绕线器，高效地绕线。

照片中的这台机器据说是在日本著名的针织生产区——新潟县五泉市的一个工作坊中制造的。它在到达我们这里之前可能经历了许多旅程，但由于精心的维护，至今仍在正常运转。

这台机器发出的声音和振动拥有现代机器所无法比拟的独特魅力。它们节奏感十足，仿佛机器在呼吸，为工作坊注入了独特的温暖。它拥有一种只属于旧机器的存在感，承载着过去的记忆，轻柔地与工人共同编织时间感。

〈TOOLSHED〉人間が道具をかたちづくり、その結果として道具が人間をかたちづくる。 道具の再発見は私たちの存在を再定義してくれるはずでしょう。 伝統的な道具との出会いから新たな創造への刺激を得ることを目的とし、アーカイブとリサーチを行っています。

人类塑造工具，工具塑造人类。工具的重新发现应该重新定义我们的存在。通过与传统工具的接触，我们寻求新创作的灵感，并以此为目的进行档案工作和研究。